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初心者でも絶対できます。だって僕が初心者ですから。頑張ってサイドカメラ取り付けてみました!

素人でも出来るサイドカメラの取り付け

こんにちは!

今回「車のカスタムしてみたいけど全然やりかた分からない人」
ゼロから調べて後付けサイドカメラを取り付けてみました!

全編をまとめた動画は最後に掲載しております。


当店でお買い物頂いている方のほとんどは、
こんな内容のブログなんて必要ないかと思います。


ただ!
世の中には
やってみたいけど難しそうだからやる気にならない」人がいるんです!!


いざ車に興味を持ち始めて、
「よし!じゃあカーナビとか付けてみよっかな!」ってなり
ネットで商品を調べだしても…


ヒューズを取り付ける意味


もうこんな感じ。。

あ、すんません、もういいっす…
お金かかるけどオートバックス行きます…


こんな感じになるんですよ。ほんとに。
僕がそうでしたもん。なんならうちのおかんもそうですもん。


でも工賃払って、
そのあと故障とかすると結局またオートバックス行って、
何が悪いか調べてもらって説明は受けるんですけど、
正直ほとんど理解できずに「ありがとうございます」
といってまたお金払って帰る
んです。


もうそんな自分にはおさらばだ!!!!


ということで


誰でもわかるように、一から説明させてもらいますので
一緒に素敵なカーライフをスタートしましょう!!!


ただ、僕もまじで知識ゼロです。いや知識2くらいです。

知識100の人から見たら「いや間違ってるよこれ」とかあるかもしれません。

そんなところがあったら、ぜひご連絡下さい。勉強します。


また出来るだけ簡単に、わかりやすくしようとまとめたつもりなので、
もっと細かい説明が必要な部分もあるかもしれませんがそこはお許し下さい。
前提として自己責任でお願いします!


ちなみに
取り付けが終わった後、
嬉しくて早速モニターを見ながらバックしたとき
いつもの感覚がわからず、思いっきりフェンダーをぶつけました。
死ぬほどへこみました。




さて、今回取り付けるサイドカメラに限らずですが、
電装品の商品説明でよくあるこの一文。


電源の取り方


「電源に繋ぐだけ」

これがまずわからないんですよね。

だって電源ってどこなん?って話なんですよ。

お店に聞いても
いやプラスとマイナスの電源とるだけなんですけど」という感じ。

そりゃあお店側からするとそれ以上説明しようがないですよね。
学校じゃないんだし。


でも「電源の取り方」がわからないんですよね。
僕もそうでした。



家電って電源があるじゃないですか?

あんな感じで電源ボタンがあればわかりやすんだけどな…と思ったとき

ん?そもそも家電もコンセントにつながってるから電源が入るよな…

家にはブレーカーがあって、
町の電柱とかから電気が来て、
電気は発電所からきて…



く、くくく、く 車も同じ!? 

ということに気が付きました。


要は発電所が車のバッテリー、
電柱が配線、
ブレーカーがヒューズ、
カーナビとかの電装品が家電
みたいなもんなんです。


つまり「電源を取る」というのは、
「バッテリーから電気を供給する」ということ。



ただ、それがわかったところで肝心の「電源の取り方」がわからない。。


安心して下さい。履いてますよ!



じゃなくて説明していきます!
まずはバッテリーを見てみます。

車のエンジンルームを開けるとだいたいこんな感じで
バッテリーを見つけることが出来ると思います(黄色い丸の部分)

バッテリーの場所

車のバッテリーだけ取り出すとこんな感じ。
※バッテリーを取り出すときは絶対にエンジンを切ってから
 マイナス端子を先に外し、プラス端子を後で外します。
※取り出し方は車によって違うので割愛します。


12Vのバッテリー


赤いキャップが付いているところがプラスの端子
その反対側にあるのがマイナスの端子

お店が言ってた「プラスとマイナスの電源とる」というのは、
ここに配線を繋ぐということです。

ただ、ここに直接つなぐとずっと電気が流れている状態
になるのでバッテリーが上がります。

ライトの付けっぱなしでバッテリーが上がるのがそれです。
そうならない電源の取り方をちゃんと後述しますので今しばらくお待ちを。


ではここで電気のお話し。


昔、理科の授業で、乾電池を使って電球を光らせた思い出ありませんか?

こんな感じです。

豆電球の光らせ方


乾電池のプラス極に電線をくっつけて、それを豆電球のおしりにくっつける。
今度は乾電池のマイナス極に電線をくっつけて、豆球の側面にくっつける。


こうすることで電気が流れて電球が光ります。


これを車のバッテリーで例えるならこんな感じになります。


車の電装品の動かす方法

ただ、上述したように、バッテリーから直接電装品を繋ぐと、
電気が流れっぱなしになるので、

「じゃあどこから電源を取ればいいの?」
という話に進みましょう!




車の電源の取り方


一般的には、運転席の足元なんかにある
「ヒューズボックス」からプラス電源を取ります。


ヒューズボックスの場所


このヒューズボックスは、車にある電気を使うものに繋がっていて、
カラフルな色のものがヒューズです。


ヒューズに書いている数字は、
流れる電流の限界の大きさのアンペア数が書かれています。


このヒューズボックスから電源を取る場合はこんな感じ。


ヒューズボックスの電源の取り方

電源取り出しヒューズというものがあって、
何アンペアか書かれているのですが、
そのアンペア数と同じアンペア数を探して
ヒューズボックスにささっているヒューズと差し替えます。
※必ずエンジンを切ってから差し替えて下さい。


そうすることで、プラスの電気をとれるようになるので、
電源取り出しヒューズから出ている赤い線を、
電装品の赤線(プラス線)と繋ぎ、あとはマイナス線をアースと繋ぎます。
※差し替えたヒューズは元に戻すように保管しておいてください。


アースというのは…


アースの場所


要は車のボディの金属部分です。

車のボディの金属部分がバッテリーのマイナスと繋がっているので、
車体と繋がっている適当なナットを探して、
そこにマイナス線(黒い線)を繋いでやれば電装品に電気が流れ、動作します。


よし!じゃあヒューズボックスから電源取るか!」と喜び勇んでいると

常時電源


「外車は常時電源が多かったりする」こんな情報が目につきました。。
※常時電源=電気流れっぱなしの状態


ヒューズボックスには各ヒューズに番号が振られていて、
番号ごとにどの電装品に使われている電気なのか書かれているのですが、
MINIは全てマークで一覧になっていて、どれがどれかわからない…


まして1個ずつ常時電源か点検するのも面倒だったので、
他にどうにか電源を取る方法がないか調べたところ、
「シガー裏から取れば簡単」というのを発見。


たしかに!

スマホとかiphone充電できてるんだから
当たり前に電気は通ってるじゃん!


それにシガソケのところって、エンジンオフ時は
電気通ってないしいけるよねということで、
そこから電源を取ることにしました。

モニターとサイドカメラは1Aも電気を使わないので、
基本的にどこからとっても大丈夫だと思いますが、
一応調べたところ、MINIのシガーソケットの電源は
ヒューズボックスの20Aのところからきているようでした。

カメラやモニターは省電力ですが、
もっと大きい電気を使う電装品を使う場合は、
取る電源がヒューズボックスのどこからきていて、
何Aなのか調べてから取り付けて下さい。


シガーソケットの場所

他にはETCの電源から取ったりとか、色々あるようですね。


早速、シガーソケットの裏側を拝見してみることに。


電源の場所

僕が知識2だと書いたのは、
内張りくらい剥がせるよ!って意味で知識2と言わせてもらいました。


ちなみに内張りとは、車の例えばドアとか、ダッシュボードとか、
肘置きとか、運転席と助手席の間にあるもの置くところとか、
一般的にはプラスチックみたいなところですが、
こういうところは、ちょっとしたツメで引っかかっているだけなので
意外と簡単に外せたりします。


これさえ外せれば、ごちゃごちゃしたコードとか全部隠せるので、
全くそれすら知らず、車の中が充電コードとか、スピーカーのコードとか、
見えまくってる方は一度内張を外して中にしまい込むのを試してみて下さい。

内張りって、基本的にはネジがあれば外し、
あとは引っ張ってバコっと外すだけです。




ということで、
シガーソケットの裏側にプラスの配線も確認できたので、
サイドカメラとカメラの映像を映すためのモニターを繋いでいこうと思います。

※シガソケ裏のパネルの開け方は後述します。


必要なもの


必要なものはこれだけ!
※ちなみに赤い文字で書いているものは当店で販売しています♪


雑にやるなら、スリーブやワイヤーストリッパー、
クワ型端子、検電テスターなんかは不要かと思います。


とにかく線を繋ぐときの配線の被覆をカッターで削いで、
線の金属部分同士を指で束ねて、ビニルテープで巻けばいけると思います。


ただ、なんやかんやで配線が離れてしまったり、
もし絶縁するために巻いているビニールテープが剥がれてしまって、
配線のむき出し部分が車ボディの金属にあたってしまうと
ショートして大変なことになる
ので、出来ればスリーブを使うことをお勧めします。


接続方法はこんな感じです。


接続方法


赤い丸部分が接続するコネクタや端子。
ここは差し込むだけです。

あとはモニターと、カメラ本体の赤い線(プラス線)と
黒い線(マイナス線)をまとめて、
赤い線は電源に黒い線はアースに繋ぐだけです。



ここで愚痴をひとつ!

実際に施工してわかったことがひとつ。

配線を隠すために、各部分のパネルを
外したりするの、めっちゃめんどい



これなんです。

なので、絶対に取り付ける前にまずカメラと
モニターがちゃんと動くかテストして下さい。



上の接続が出来たら、まとめた赤い線はバッテリーのプラスに、
黒い線はバッテリーのマイナスに繋いでみて下さい。


そう、最初に挙げたエンジンルームの中にあるあのバッテリーです。

動作確認


それで、きちんとモニターに映像が映れば、
各パネルを外して実際に取り付けていきましょう!!




一応パネルを外す前にちゃんと、電源を確保する
シガーソケットの配線に電気が通っているか確認
します。


エンジンオフ時


通電確認

テスターは反応しません。つまり常時電源ではないですね。



次はエンジンはかけてないけど、
エンジンスタートのボタンを一回押した状態。


通電確認

テスターは無反応です。

これがアクセサリー電源というやつです。
俗に言うACC電源ですね。

鍵を入れて回すタイプの車だと、キーを入れて、一回回した状態です。

メーターのライトが光ったり、
オーディオが動き出してラジオが流れる状態ですね。




最後にエンジンを入れた状態で通電確認してみます。


通電確認


テスターが反応しましたね。電気が通りました。

IG電源(イグニッション電源)です。
※エンジン点火するための電源

エンジンオン時以外で特に動作する必要のないものですので、
ここで電源を取るので問題なさそうです。


エンジンONで動作


でもこれよく考えたら、わざわざパネルを外して裏側から点検しなくても
シガーソケットを挿して、スマホの充電コードを付けて、
スマホが充電されるか否かで確認できたんじゃないかな…



たぶんそれでいけそうですが、色々調べても、
そんな感じで通電確認してる人が見当たらなかったので、とりあえず
テスターは今後の為にも持っておいていいんじゃないでしょうか^^



さあ!
あとは長ったらしいコードをいかに綺麗に隠すか!
だけの問題です。



ではようやく、サイドビューカメラの取り付け作業
かかりたいと思います。


カメラを設置する前にカメラから出ている
フラットケーブルに両面テープを付けておきます。


サイドカメラ取付方法


まずはテストで繋いだ端子をそれぞれ外して、
カメラを助手席側のフロントドアと
フェンダーの境目、フェンダー側に仮止めします。


あとでモニターに映った映像を見て、
微調整が必要になることもありますので、
ここではとりあえずマスキングテープなどで仮止めにしておきます。


サイドカメラ取付方法


写真のように少しドア側にずらすとケーブルが隠れてきれいに見えます。


サイドカメラ取付方法


仮止めしたら、フラットケーブルをドアの隙間から車内に入れ込みます。


サイドカメラ取付方法


車内に回って、隙間からケーブルを引き込みます。

コードを貼る部分を、アルコールとティッシュで脱脂して、
設置面をきれいにして下さい。
※ほんとは毛羽立たないタオルとかの方がいいです。

脱脂が終わったら、テープの台紙を剥がし、車体に貼り付けます。
コードが切れてしまうような場所に貼らないように注意して下さい。


ウェザーストリップの外し方


このコードを隠すためにウェザーストリップを剥がします。
指でつまんでる太いゴムみたいなやつです。


自動車のカスタムをしたことがない方は、
そもそもこんなゴム枠、外したことがないと思います。


「外して元に戻せるのかな、、、」
と不安な方、
大丈夫です。


引っ張れば外れますし、
押し込めば元通りになります。



そうならない車もあるのかもしれませんが僕は知りません。
多分大丈夫です。きっと大丈夫。



Aピラーの外し方


次はモニターを置く位置をざっくり決めます。

まあだいたい助手席の前のダッシュボード上になると思いますので、
助手席側のAピラーを外します。

Aピラーとは、ダッシュボードから天井
向かって支えている柱みたいな部分です。


先程のゴム枠と一緒で、
「こんなんどうやって取るの?」と思うかもしれません。


でも大丈夫、無理やり引っ張るだけです。
大丈夫です。笑


ただここにエアバッグが付いている車は
多分ちゃんと外し方があるので調べて下さい。


僕のMINIはピラーの上あたりにキャップがあって、
それを内張剥がしでひっかけてペコっとやって外し、
中にネジがあったので外し、あとは無理やり引っ張ったら取れます。
※内張り剥がしがない場合マイナスドライバーで代用できると思います。


サイドモニターの配線の隠し方

Aピラーを外したら、そこにモニターの配線を隠していきます。

そうすると、さっきのゴムモール(ウェザーストリップ)の
溝に合流すると思いますので、


モニターの配線


ここでカメラの配線と合流し、映像端子やら、
カメラのコネクタを挿していきます。


ここは挿すだけ。誰でもできます。



モニターの取り付け方法


Aピラーとウェザーストリップを元通り押し込むといい感じになりました。

業者さんに取り付けてもらったように、コードも隠れて綺麗ですね。


僕のミニクーパーはダッシュボードが曲面で、シボ感とクッション感のある素材でしたので
モニター用のスタンドはフロントガラスに取り付けてみました。


配線の取り回し


あとは電源を取ろうとしているシガーソケット配線まで
このコードを隠しながら持っていきます。



現在写真上だと「合流」と書いている部分が先程まで案内したところです。


ここからの配線を赤い線の矢印の方向に進行させていきます。

僕の車の場合、グローブボックスの下のパネルがネジ留めされていたので
この部分はパネルを外して、配線を隠しています。

次にドリンクホルダーの下の隙間から入れ込み、
センターコンソールもうまいこと下の隙間から入れ込むことが出来たので
隠すことが出来ました。


センターコンソールの外し方


ほんとはドリンクホルダーの近くにあるシガーソケット電源から
電源を取りたかったのですがシフトノブがどうやっても外せなくて断念。。


この車、MINIのR61ペースマンという車なんですが、
売れなさ過ぎて、いくら調べてもカスタム事例が出てこないんですよね。。


R60クロスオーバーという車とほとんど同じみたいなんですが、
R60と同じようにやってもシフトノブは外れなかったので、
後部座席のシガーソケットから電源を取ることにしました。


ちなみにパネルがどうやって外れるか、とか、
どこにどんな電源があるか、なんかは当然その車によって違います。


僕のMINIはドアパネルとか外そうとすると、
内張をひっかけてるクリップが簡単に壊れるみたいです。

「じゃあそのクリップ用意しとけばいいか」と思って
ディーラーに確認したところ「各車クリップの品番なんかわからないし
廃番になった車なんですみません、用意出来ません」
と言われました。


なんで、珍しい車に乗っている方や、古い車に乗っている方は、
各場所のパネルを外すとき、ちゃんと調べた方がいいと思います。


シガーソケットの電源の取り方


さあ、もう佳境です。

後部座席のシガー差込口はこんな感じ。


ここまで配線が来たら、

あとはここを開けて、

赤い線から電源を取るだけです!



シガーソケットの電源の取り方


これも内張り外しでパコっとフタを外します。

もちろんマイナスドライバーでもいいんですが、
樹脂製の場合、傷つかないように気を付けて下さいね。


シガーソケットの電源の取り方


ソケット差込口の周りに三か所ネジがあります。

これを外します。


余談ですが、最近デニムのツールバッグを購入しまして。

車のカスタムしようとすると、ソケットレンチとか、
電動ドライバーとか、工具がなんやかんや使うんですよね。

いい感じにデニムが色落ちするくらい、
これからバンバンDIYしていって、素人から脱却しようと思っています。



シガーソケットの電源の取り方


あとはカバーを引っこ抜くだけでした。

こんなん、実際にやるまで、車がこんなプラモデルみたいに
簡単な作りになっているなんて知りませんでした。


慣れていないので一つ一つの作業に
結構時間がかかっていますがめっちゃ楽しいです。



車ってこうなってるのか~と思うことが多いですし、
こんな単純な作りだったら、あれも挑戦しよう、
これもチャレンジしてみようって気持ちになります。



シガー電源の配線


バコっと外した部分の裏側の写真です。

写真ではすでに「電源を取っている」状態です。

写真のエレクトロタップというのはもとから付いていないので、
オートバックスとかイエローハットさんで買って下さい。


と、ここで急に出てきたエレクトロタップ。

「エレクトロタップとは何か」ということなんですが、
要は、「電源を分岐させるもの」です。


ちょっと違いますけど、
イメージとしては、たこ足配線みたいなものですかね。

壁にあったコンセントが一つしかなくて、
もう一つ家電を使いたいときにたこ足を繋ぐ、そんな感じですね。


使い方はこんな感じ。


エレクトロタップの使い方


①で電装品のプラス配線、と書いていますが、
エレクトロタップの片方はストッパーがあって、
線が飛び出さないようになっています。

ストッパーがある方が電装品用の配線側です。



②配線をセットしてペンチでパチっというまで抑えます。

よく見るとエレクトロタップの中心に
シルバーの金属が見えると思いますが、ペンチで閉じることで、
配線の被膜を破って金属部分がシルバーの部分に当たります。




そして③で、車体側の配線を挟み、閉じます。

そうすることで、車体側の電気が、真ん中の金属を介して、
電装品側に電気を通し、④のように電気が分岐して流れる
状態になります。


セレクトロタップの取り扱い方法


ちなみにエレクトロタップは、挟み込む配線のサイズが決まっています。

例えば写真の左上の赤いタップは0.5~0.85sqと書いていますが、
これは0.5スケア~0.85スケアの太さであれば使えますよ、という意味。


スケアとは簡単に言うと電線の太さなんですが、
被膜を含まない電線のみの断面のサイズなので正直よくわかりません。



色々調べていると、

車の配線は、ざっくり分けると細線、中太線、太線があって
中太線がだいたい0.75スケアくらい、
つまようじよりちょっと太いくらい
らしいです。



よし、車体側は0.75スケアくらいだな!
と思ったのですが、電装品側のコードが0.2スケアだったので、
異径のエレクトロタップを購入して使用することにしました。


ヒューズとは



電装品と、車体側の電源を繋ぐとき「ヒューズはつなげよ!」と
色んなサイトで載っていたので、2Aのヒューズを買ってきて、
エレクトロタップから分岐させる配線にかましています。



ここで(僕を含む)初心者の方々は思ったはず。

「てゆうかヒューズって何なん?」



かなり最初の方で触れましたが、
要は家で言うところのブレーカーみたいなもんです。


ブレーカーって、例えば、ヒーターとは電子レンジとか、
IHとかまとめて使ったら落ちるじゃないですか。

あれば過剰な電気が使われたときに
電気の流れを遮断するため
なんですが、ヒューズも似た感じです。

ではなぜヒューズを付けないといけないかというと


ヒューズとは


ずばり「危ないから!」


先程、エレクトロタップの使い方の説明の際に、
「エレクトロタップを使うためには配線の太さ(スケア)が決まっている」
と説明したと思います。



そういえば車の配線って、なんで色んな太さがあるの?

それは「太さによって流れる電流の限界が違う」から。





例えば、先程繋いだヒューズホルダーの配線の太さは0.2スケアです。

見る限りでは、サイドカメラと、モニターの配線も同じくらいの太さでした。

0.2スケアは2.5Aまでしか許容してません。。。




つまり、もし2.5A以上の電流が流れてしまうと、
配線の限界を超えてしまうので、中の電線が熱くなり、熱を持ち始めます。



そして熱くなった電線は、被覆を溶かし、そのむき出しの線が
もし車体の金属部分、要はアースに触れてしまうとショートします。


ショートすると、一気に大きな電気が流れ、
車の電装品が壊れたり、最悪火災に繋がります。




しかーし!!

ちゃんと配線の許容アンペアを超えない数値の
ヒューズをかますことで、ヒューズの中の線が切れ
電気を流さなくなる、という仕組み
です。
これがヒューズです。


要は保険みたいなもんですね。

万が一過剰な電流が流れたときの為のものです。



最初の方で紹介した「用意したもの」で載せている
「ヒューズホルダー」の中に「2Aヒューズ」を入れている状態

これを電源を取る車体側のプラス線と、
取り付けたい電装品のプラス線の間に接続する。
これがヒューズをかました状態です。


ということで、ヒューズをかまして、そのヒューズの配線を
モニターとカメラのプラス配線に繋げた図がこちらです。


シガー電源の接続方法


モニターとカメラは、消費電力があわせても1Aくらいなので、
配線をまとめています。

ヒューズホルダーの配線を、電装品の配線に繋ぐため、
当店でも販売している熱収縮チューブを使って繋いでいます。




これは、つなげる配線と配線の被覆を剥いて電線を出し、
ライターではんだを溶かし電線をくっつけ、再被覆させるものです。

ライター一本で配線を繋げれてとても便利ですよ!


一応、絶縁テープでぐるぐる巻きにしておきました。



今回モニターとカメラの配線は一緒にまとめて電源を取っていますが、
別々の場所から電源を取ってもいいと思います。


例えば、バックカメラなんかは、カメラはリアのナンバープレートに付けて
配線はバックランプの配線にかまします。

何故かというと、バックするときしかカメラを映す必要がないからですね。


バックランプは、ギアをバック(R)に入れたときに光るランプです。
バックランプに電気が通るときにだけ、
バックカメラに電気が通ればいいので、バックランプの配線に繋ぎます。


でもモニターは、運転席の近くにしないといけません。

なのでモニターの電源はヒューズボックスから取っておけば、それでOkです。



さて、プラス配線(赤い配線)がようやく接続できたので、
次はマイナス配線(黒い配線)を繋ぎます。


アースの取り方


最初に書きましたが、マイナスの電気は車体に流れています。

車体の金属部分です。アースと呼ばれるやつですね。


アースと呼ばれる所以は、すみません調べて下さい。笑

ここではアース=マイナスという感じでさらっと済ませておきます!



写真のようにクワ型端子をマイナス線の電線に当たるようかしめ
キャップをつけます。


で、
車体のどこでもいいので、金属のナットを探し、
そのナットを緩めて、クワ型端子を差し込みます。


ナットにひっかける丸型端子もありますが、ナットのサイズを
測らずにオートバックスにいったのでクワ型端子にしました。


それはともかく、ナットをしっかり締めれば、ちゃんとマイナスが
繋がった状態
になり、これでついに電気が流れる状態になりました!


お疲れ様でした!




それではエンジンを点けてみようと思います…ゴクリ


サイドカメラの動作確認


モニター付いた!!!


ちゃんと映ってるぅぅぅぅぅ!!!


こうやって見比べると、サイドミラーって
ほんとに最小限しか見えていないんですね。。


サイドミラーの死角で、ミラーには映っていない自転車もばっちりです。




オンオフスイッチの取り付け方法


忘れていました、オンオフスイッチです。

意外とこれ付いてないんですよ、サイドカメラに。


まあ必要ないっちゃ必要ないんですけど、僕は夜に車内が
明るくなるのが嫌だったりするので、これめっちゃありがたいんです。


後付けで自分でスイッチつけようとすると
意外と面倒なので、これは本当に助かります。



ちなみに、DIY出来る!簡単に取り付け出来る!
ということにフューチャーしていたので紹介していませんでしたが、

このサイドカメラ
31万画素で
172°の広角視野角
です!

アマゾンのレビューなんか見ていると、
実際書かれている視野角と全然違って視野狭い、とか
よく見ますが、これはほんとに広いです。


正直慣れるまで見にくかったです。笑


この画像でもわかりますが、ミラーの左に映ってる
タントのサイドミラーがちゃんと映ってるんですよ!


いやサイドカメラより前まで映ってるじゃん!
って思ったんですが、172°ならそりゃ映るかという感じで驚きました。



スリーエム両面テープの貼り方


ということで、モニターの見え方も問題なく、
ON OFFスイッチも取り付けたので、
あとはサイドカメラ本体をしっかり貼りつけるだけです。


「両面テープ付けるだけじゃーい!」と浮かれているそこのあなた。


絶対にテープはしっかり温めて貼るようにして下さい。


当店ではスリーエムの両面テープも販売していますが、
稀に「3Mなのに全然つかない!偽物だ!」というレビューを頂きます。


しかし3Mもアナウンスしていますが、外装用の両面テープは基本的に
・温め

・脱脂

・固着


これらが出来ていないと本来の粘着力を発揮しません。


はっきり言って、
温めずに、脱脂せずに、固着する前に貼ると速攻で剥がれます。


なにこれ?ってくらい速攻で剥がれます。


とにかく、まずはテープ自体をしっかり温めて下さい。


スリーエム両面テープの貼り方


温めてからカメラ本体にテープを貼った後は

接地面もしっかり温めます。

片方だけ温めても、結局冷たい方が接着力が発揮されず剥がれます。



スリーエム両面テープの貼り方


さて、接地面もしっかり温めたら、接地面をアルコールを
染み込ませたタオルやティッシュ(できれば毛羽立たないもの)で
しっかり脱脂します。

いくら温めをしっかりしてても、
接着させる面に油分が残ってたりすると剥がれます。


何度も言いますが、
スリーエムといえども剥がれます。



温め→脱脂、ここまでしっかり出来たら、最後は「固着」


カメラ本体の自重でテープに剥がれる力が働くので、
テープがしっかり固着するまで48時間は
マスキングテープなどで重さがかからないように固定して下さい。


ここまでやってようやくちゃんと接着します。



サイドカメラ取付完了


48時間後にマスキングテープを剥がしてようやく完成です!



美しい!

これ、このサイドヴューカメラ、
何気に高さが2cm以下なので車検対応なんです。


といっても19.5mmなので両面テープを付けたら
ギリっギリですが、たぶん車検対応です。


色々他のサイドカメラを調べてもらえればわかりますが、
高さ2cmを切るサイズのサイドカメラを僕は見つけられませんでした。


つまり、車の側面がフラットな車とか、一番盛り上がってる部分に
貼るしかない場合、2cmを超える高さのサイドカメラですと
車検時外さないといけません。



たしか車体の全幅が20mmを超えるようになってしまうと、
車検で構造変更手続きが必要になるはずです。



サイドミラーに埋め込みタイプは
車検大丈夫のようですが取り付け方法が複雑!


しかし!


このサイドカメラは、そんな煩わしいこと考えなくても大丈夫です。

電源さえ確保できる方なら、貼るだけで、スイッチも付いて車検もOK。



サイドカメラ取付完了


後ろから見た感じ。


いい…!


僕は今の車4年乗っていますが、
週1か2くらいのペースで、しかも街乗りで、
いまだに助手席側の寄せ具合をちゃんと把握できていなかったんですが
これを付けてからとてもいい感じで感覚をつかみ始めています。


余談になりますが、


恥ずかしながら、電源を取るとか、どうつなぐとか、
理屈ではわかっていましたが、
やってみるとめちゃくちゃ色んなことの理解が深まり、
視野が広がった気がしました。


サイドミラーの死角だけじゃなくて、
自分の自動車カスタム対しての死角も広げてくれた気がします。


これが出来たなら、あれも出来るな…これも出来るな…
というものの幅が一気に広がり、やってみたかったけど
諦めていたDIYがこれから出来る楽しみが増えたと思います。



実際に調べてみてわかりましたが、
なかなかこういう超初心者、超素人の人に対して、
イチから全部説明してるサイトってまあないんです!


みんカラなんかでも、
いろんなDIYやカスタムを皆さん載せられていますが、
みなさん当たり前に分かっているようなことは書いていなくて、
初心者にとっては当たり前じゃないことがたくさんあるんですよね。


そんな僕みたいな方に是非読んでもらって、
カーライフをもっと楽しんでもらえるようにと思って、
今回まとめさせていただきました。


改めてエーモンってなんでもそろってるなということと、
ネットでなんでも情報そろってんなってことに感謝しています。笑



是非今まで電装品を敬遠していた方も、
これを機にチャレンジしてみてください。



今回用意したもの一覧


ISORA製 サイドカメラキット
ISORA製 5インチモニター
熱収縮スリーブ
ワイヤーストリッパー(被覆剥き)
スリーエム両面テープ
エーモン製 異径エレクトロタップ
エーモン製 ミニヒューズ管ホルダー
エーモン製 2Aヒューズ管
エーモン製 クワ型端子セット
ビニールテープ
12V用 検電テスター
ティッシュ
アルコール
マスキングテープ
レンチなどの工具一式






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goldies bras | 2023-02-14 21:27 |

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Boba U4T | 2023-01-27 18:16 |
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